中京テレビのキャッチに出演し誤嚥性肺炎についてお話しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
▶︎ Dr.森田の「実は…」な話 | 中京テレビ
週刊現代の肺の病気の医療記事で院長が誤嚥性肺炎についてコメントしました。
院長が週刊現代の医療記事で誤嚥性肺炎について解説しました。
FM愛知「枡田絵里奈のワンピースライフ」にゲスト出演
FM愛知のラジオ番組「枡田絵里奈のワンピースライフ」に院長がゲスト出演しました。
2回にわたり呼吸器専門医として新型コロナウイルス感染について解説しました。
- ラジオ局:FM愛知 80.7 MHz
- 番組HP:枡田絵里奈のワンピースライフ
東海テレビ「スイッチ!」 夏が危険!いまこそ徹底ダニ退治! に出演
東海テレビの番組「スイッチ!」に出演しました。色々なアレルギー疾患を引き起こすダニの危険についてコメントしています。
室内や寝具の清掃が重要な事とともに、今回は食物中に増殖したダニを知らずに摂取してしまうことでアナフィラキシーショックや呼吸難などの重大な危険を引き起こす事例があることもお話しています。しっかりとダニ対策をおこなうとともに、アレルギーの症状がある方はきちんと治療する事も大切です。
東海テレビ「スイッチ!」 http://tokai-tv.com/switch/20170704.php
共著「呼吸器科医のためのサルコイドーシス診療ガイド」
このたび執筆者の一人として執筆しております”呼吸器科医のためのサルコイドーシス診療ガイド”が南江堂から刊行されました。
本書は難病であるサルコイドーシスを診療する呼吸器科医に向け発刊されています。
院長はレフグレン症候群の項を担当しています。
この本がサルコイドーシスを診療する呼吸器科医の助けとなることで、少しでも難病に苦しむ患者様のお役にたてばと思います。
呼吸器科医のためのサルコイドーシス診療ガイド http://www.nankodo.co.jp/g/g9784524257829/
南江堂
- 発行年月 2016年11月
- 判型 B5ページ数:312
- 定価:10,260円(本体9,500円+税8%)
名古屋テレビ「UP!」高齢者の誤嚥について
高齢者は噛む力が弱くなったり飲み込む力が落ちたり唾液の量が減ることにより食品を飲みこむ事がうまくゆかず、肺や気管支に入ってしまい窒息や肺炎を引き起こす事もあります。
粘り気の強いものは窒息が心配され、また水分が多い柔らかすぎるものも誤って気管支に入りやすく注意が必要です。最近は高齢者にやさしい、噛みやすく程よい粘り気を保った詰まりにくい食品が開発されています。そうした食品のニュースで院長が専門家としてコメントしています。最近よくむせる方、介護している方の誤嚥が心配な方などお気軽にご相談ください。
以上は名古屋テレビの番組「UP!」の取材を受け2016年5月13日(金)放送された内容から引用。
名古屋テレビUP! http://www.nagoyatv.com/up/pickup/entry-6441.html
中日新聞教えてドクターQ&A「睡眠時無呼吸症候群」
いびきの多くは気道という空気の通り道が狭くなることにより起こっています。全てのいびきが病的であるというわけではないのですが、呼吸が止まったり弱くなったりする事を伴う睡眠時無呼吸、低呼吸症候群の方では酸素が低下し心臓、脳など重要な臓器に悪影響を与え高血圧、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞といった重篤な疾患を引き起こします。また昼間にとても眠く、会議や映画館などですぐ眠ってしまうなどの症状も現れ、交通事故の危険が増加します。診断は終夜ポリグラフと言う検査機器で睡眠時の状態をモニターし行います。検査機器を貸出し自宅で就寝し検査する方法や医療機関で宿泊し検査する方法があります。
治療は歯科口腔装具(マウスピース)の装着か持続陽圧呼吸補助装置(CPAP:シーパップ)というマスクから空気を送り空気の流れを助ける機器を使用し睡眠時の呼吸状態を改善します。いびきをかく、ご家族から呼吸の異常を指摘されている、昼に眠い等症候のある方はぜひ睡眠時無呼吸の検査を受けることをおすすめします。
2014年5月25日中日新聞教えてドクターQ&Aに掲載
名古屋テレビ「UP!」ダニアレルギーについて
アレルギー疾患においてダニは重要なアレルゲン(アレルギーを引き起こす源)です。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく等多くのアレルギー疾患を引きおこしまた増悪させます。
これからの梅雨~夏の高温多湿の時期はダニが繁殖しやすくなります。
多くのアレルギー疾患の関連学会から治療に対するガイドラインが出版されており、ダニに対する対策が載せられています。
人間が快適に暮らせる住環境が実はダニにとっても繁殖しやすい環境となっています。
アレルギ‐の源となり悪化させるダニを増殖させないポイントをお知らせします。
床の掃除:
- ゆっくりと掃除機をかける。目やすは畳1畳を30秒以上の時間をかけておこないます。毎日が望ましいですが最低でも週2回は行いましょう。
寝具:
- 布団を干す、あるいは布団乾燥機を使用し布団の湿気をへらしましょう。寝具両面に掃除機をかけましょう。シーツ、布団カバーはこまめに替えましょう。ダニが通貨できない高密繊維のカバー、シーツも販売されています。
その他:
- カーペットや布張りのソファーはダニの温床になりえるためできるだけ使用しない。加湿器などで過剰に加湿しすぎない。
- 箪笥の天井なども普段掃除しない場所も時々は拭き掃除をする
こうした対策をすることでこれからの季節のダニの増殖を防止することが期待できます。
しかし残念ながらダニをゼロにする事は難しいのでこうした対策だけでアレルギー疾患を治癒させることはできない場合も多いのも事実です
こうしたダニ、環境対策をしっかりしていただいてダニによる増悪を抑えながら、今必要な治療もしっかり受けていただき総合的アレルギーの状態を良い状態に保つことが大切です。
本項の概要は当クリニックが名古屋テレビの番組「UP!」の取材を受け6月12日放送されたものです。
名古屋テレビUP!
http://www.nagoyatv.com/up/pickup/backnumber_21dc00ca7aa1046fa622ae111bc4670c.html
(図は環境再生保全機構冊子より引用)
中日新聞教えてドクターQ&A「ぜんそくの治療」
気管支喘息はアレルギーによる気管支の炎症が起こり、その結果気管支が狭くなり発作が引き起こされます。治療は気管支を広げて発作を楽にする薬とともに、その元となっている炎症を抑える薬も使用する事が大切です。
気管支が広がれば見かけ上喘息の発作は改善しますが、炎症が残っていればすぐに発作が起こりやすい状況であると言えます。最近では発作が改善しても炎症が残った状態が続いていると、気管支が広がりにくい構造に変化するリモデリングと言う事態が起こる事が判明しています。そのため喘息の治療は発作が改善してからも一定期間治療を続けることが必要で、リモデリングを防ぎ、発作が起こりにくい正常な人と全く変わらない状態を目指します。
発作がなくなってもすぐに治療を中断せず長期的視点で炎症をコントロールする事が大切ですが、そのためには日ごろからの医療者と患者さんのパートナーシップが大切だと考えています。喘息治療薬の中止は自分で判断せず必要により呼吸器専門医、アレルギー専門医などに相談されながら行うことをおすすめします。
1月21日中日新聞教えてドクターQ&Aに掲載
中日新聞教えてドクターQ&A「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」
長期喫煙していた方の息切れや咳痰で多いのは慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。これはタバコの煙で肺に慢性の炎症が生じ、肺が破壊され肺機能悪化を来す病気です(肺気腫もほぼ同義で使用されます)。最近COPDは肺だけではなく、全身炎症、栄養障害、骨格筋障害、心血管障害、骨粗鬆症等を併発する事が知られています。また非喫煙者でも副流煙吸入で起こり得ます。症状があっても受診しない患者は多く、数百万人が潜在すると想定されています。
診断は肺機能検査で気流閉塞による肺機能の悪化を証明します。喫煙がリスクとなる心疾患や喘息、肺癌などと鑑別するため胸部X線やCT、心臓の検査等も必要な場合があります。
喫煙者はまず禁煙が必要で、低下した肺機能を助ける気管支拡張薬を使用する事で、症状や生活の質が改善し気道感染のリスクを改善することが期待できます。進行例では酸素療法なども行います。喫煙者、元喫煙者の方で呼吸器症状がある方は是非医療機関の受診をおすすめします。
9月17日中日新聞教えてドクターQ&Aに掲載
中日新聞教えてドクターQ&A「長引く咳」
長引く咳は日常生活の障害になる辛い症状です。最も多い原因はカゼや気管支炎などの感染症であり、通常は3週間以内で改善することが多いです。3週間以上続く咳を遷延性慢性咳嗽と呼びます。こうした長引く咳を訴えられる方は多く、どう対応するか日本呼吸器学会から咳嗽に関するガイドラインが出版されています。
遷延性慢性咳嗽を起こす疾患は、マイコプラズマ感染や百日咳,肺結核などの感染症,あるいは肺癌、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫)、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患、胃酸の逆流による胃食道逆流症、心因性咳嗽など様々です。まず胸部レントゲン検査等で肺癌、肺炎、肺結核等がないかを検査しますが、原因として多く経験されるアレルギー疾患や胃食道逆流ではこうした検査では異常は指摘できません。
検査で病気を診断出来ればよいのですが、長引く咳の原因は検査では分らないことも多いのです。、こうした場合に対しどう対応すればよいかのか呼吸器学会から咳嗽に関するガイドラインが出されています。すなわちお薬を投与してその効果の有無により判断してゆく診断的治療をすることになります。もちろん無効なこともあるため患者さんへの十分な説明と信頼関係が必要となります。当院では呼吸器専門医、アレルギー専門医をとして長引く咳の診療に対応しております。
咳でお困りの方はどうぞご相談ください。
6月18日中日新聞教えてドクターQ&Aに掲載
共著「処方Q&A 100」
このたび院長も執筆者の一人として執筆しております”処方Q&A 呼吸器疾患”が南山堂から刊行されました。
本書は一般読者向けではありませんが、医学生、研修医、後期研修医、看護師、薬剤師といった呼吸器専門医ではない明日の医療を担う方々の勉学研鑽に役に立つように発刊されています。
三重中央医療センターの井端英則先生、名古屋セントラル病院の坂野昌志先生以下各著者の先生、大変おつかれ様でした。
高度専門医療機関や大学病院などの執筆者の方々に並び執筆に参加できたことをうれしく思います。
この本が医療関係者の方の勉学の一助となればと思います。
処方Q&A100 呼吸器疾患 http://www.nanzando.com/books/70201.php
2013年 1版
定価:3,360円(本体3,200円+税5%)
- B5判 278頁